訪れる人にとって最初の家の顔となる玄関。いい印象を持って欲しいとゲストに期待することは誰にでも共通の願いですよね。しかし家の外ということもあり、行き来の場所であるため、掃除をして綺麗にしている人は多いと思いますが、劇的な変化を加えることは少ないのではないでしょうか。シンプルな玄関に飽きてしまった人のために、今回はいつもの玄関を劇的におしゃれにするアイディアを7つ紹介したいと思います。
ポーチという言葉もうなじみの言葉となっていますが、具体的にはどのような物のことを指しているのでしょうか?ポーチとは日本語で説明すると屋根付きの玄関です。屋根付きの玄関ですと、家の出入りの際に雨に濡れることがなく実用性があります。しかしその実用性の部分こそデザインのみせどころ、こちらの写真は京都府を拠点に活躍しているアーキシップ古前建築設計事務所の手がけられたものです。和風のデザインで季節を感じることができるこのスペース、家の内部への期待も一層高まります。
劇的な変化を求める際に欠かせない、色。色の持つ効果はすでに様々なところで言われていますが、ここでもやはり忘れてはいけません。壁の色を変えたり、ドアの色を変えたり。さらに変化をさせたい人は、素材も変えてみましょう。壁の形を変えることは難しくてもドアを変えることは比較的容易にできることでしょう。
ここからが「プライベート」の始まりだ。と告げる玄関、ドアまで続く道の小径。例え短い距離であったとしても印象にとても残る部分です。例えば茶室などではこの小径を通る中でゲストは心の準備をし、ここからは違う世界なのだと意識をします。この小径から家主のコンセプトが見えると、ゲストにとても特別な体験をしてもらえるかもしれません。
秘密の花園に出てきそうなロマンチックなアーチ。そのアーチにつる性の植物をからませることにより、花でできたゲートをくぐることはとても素敵な経験。そんなロマンチックなアーチを薔薇やクレマチスなどで演出できれば自分も家に帰るたびにうっとりしてしまうかも。
階段と言っても飛び石のような石で作るのか、それともいわゆる実用性のための階段なのか。段差が高いからもっと段数を増やしたいというのである場合とおしゃれに見えるような階段を作りたい。このように思い描いている階段のイメージでその工程が変わっていくと思います。家がシンプルなデザインならばこの写真のように少しラフな感じの石を使うとそのコントラストが映えて引き締まった趣になるでしょう。
例えばクリスマスの時期にはツリーやリース、お正月の時期にはしめ縄や門松など。季節のデコレーションに植物を使うことは伝統行事にも根付いていますよね。お家でする場合はフラワーアレンジメントをするなどで楽しむことができます。バスキングなどを作れば玄関で吊るすことができますし、やり方も豊富で、玄関がとても華やかになりとても便利ですね。
冬に街がイルミネーションで輝いていると、その様子はとても幻想的で心が奪われますよね。冬はただでさえ日照時間が短く暗くなりがち、また寒さも身にしみます。そんな時に暖かい光を発するイルミネーションを玄関に活用すると一気に華やぎます。また夏の時期には提灯の明かりが夏の季節を告げるように、実は光は季節に応じて色々な感情に働きかけてくれるのです。
【玄関については、こちらの記事でも紹介しています】
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