夢のマイホームを設計、リフォームするなら必ず頼みたい建築家6人

A.Imamura A.Imamura
板倉の家, HAN環境・建築設計事務所 HAN環境・建築設計事務所 Phòng khách phong cách chiết trung Gỗ Wood effect
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マイホームを建てるのは、人生において大きなイベントの一つ。 マイホームを建てる前は、漠然とした夢の家イメージをもっていただけで具体的にどう進めていけば良いのかわからないことが多いでしょう。マイホームを建設した人の多くが「家づくりは分からないことだらけだった」という感想を持っています。そんな時にやはり頼りになるのが建築家です。家づくりは、施主と建築家の双方が納得いくまで話し合い独自のデザイン設計を立て、理想の住まいを作り上げていきます。今回は、そんな夢のマイホームを建てる際に頼りになる6人の建築家を紹介していきます。

まるで緑の小道を散歩しているような夢のマイホーム「Hat house」

シンプルな幾何学ラインの組み合わせの中にも柔らかさが宿る阿曽芙実建築設計事務所の住まい。コロナ禍での外出自粛が長く続き、住まいの中に、屋内と屋外の空気感の両方を求める人も多いのではないでしょうか。住みながらまるで緑の小道を散歩しているような気持ちにさせてくれる阿曽芙実建築設計事務所の手がける住まいHat houseは、そんな私たちの希望を叶えてくれるような設計です。

「住まいの写真」ページでは様々な種類の家を紹介しています。◀

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独自の世界観と穏やかさが漂うデザイン設計

六甲山の麓に位置するこのHat Hauseは、南の開口を45度傾けることで奥行きを出し、それによって東から西に移り変わる光が空間の奥行きや素材の変化で交差し陰翳による立体感を感じさせます。回遊性をもたせた間取りと体感的な奥行き、植物を自由に配置させたこの住まいには、独自の世界観と穏やかさが漂います。

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夢のマイホームには、ジェンダーニュートラルなキッチン

夢のマイホームの設計を想像する時、「女性だけが家事に囚われることのないジェンダーニュートラルなキッチンが欲しい」と思うのは私だけでしょうか。家族みんなが調理や片づけをしたくなるキッチンを想像する時、思い浮かぶのは苅部寛子建築設計事務所の手がけるSUGAWAHOUSEです。壁一面を印象的な仕上とし、キッチンや飾り棚、カウンターをレイヤ状に配置しています。リビングとキッチンが交差するシンプルでダイナミックな空間の主役は、愛着ある厳選された器や調理器具が彩りを加えます。

【住まいについては、こちらの記事でも紹介しています】

 SDGsと住まい、持続可能な開発目標と豊かさを暮らしにもたらす家とは?

リフォームで古い要素と新しさが調和する内装デザインに

このSUGAWAHOUSEは、壁式構造の共同住宅リフォームプロジェクトです。壁をほとんど変更出来ないという難点を解決するために、壁以外の要素を入念に調整し、もともとある壁を活かしながら広がりのある間取りがデザインされています。壁紙を剥いで現れたモルタル+パテ仕上げとラーチ合板の組み合わせは、年月を重ねた良さ居心地良さがある古い要素と新しさが調和する内装がデザインされています。

リフォームで大胆な空間設計と住まい手のニーズが両立する

「人生で三回は家を住み替える」と言われるように、ライフスタイルの変化と住まいの間取りは切っても切り離せない重要なポイントです。多くの場合、間取りをフレキシブルに変えることはなかなか難しいでしょう。そんなライフスタイルに合わせられる夢のマイホームの設計という時に浮かぶのは、HAMADA DESIGNの仕事。「わたしたちの仕事は、「空間」をつくることです」と彼が言うように、HAMADA DESIGNは大胆で抜けのあるシンプルな空間に住まい手に必要な機能性を両立させたデザインを提案してくれます。

リフォームでもっとフレキシブルに暮らす

こちらはHAMADA DESIGNが手がける淀川からほど近いエリアに建つ11階建ての団地リノベーションプロジェクト。約50㎡の住まいは、元々は四部屋に区切られていましたが、より開放的な空間とするため、間仕切り壁を全て取り払いワンルームの間取りとしています。キッチン、ダイニング、ベッド、書斎がすべてワンルームの中に存在しており、要所にシナベニヤでできたローウォールを配置して柔らかく仕切る構成。これまで壁に限定されて使っていた空間を、よりフレキシブルにすることで家族が居場所を選びながら自由に生活する、という夢のマイホームに相応しい新しいライフスタイルを提案しています。

地域性と素材にこだわった美しいエコハウス

夢のマイホームの設計を想像する時、私たちはそのてザインや機能性、間取りなどに注目しがちですが、家は立地する地域に馴染む素材や工法に着目することも大切です。そんな点を思い出させてくれるのがARAY Architectureの手がけるSHIRASUの家。ARAY Architectureは、様々な地域で独自の素材や構法にチャレンジしながら地域・環境の本質を発見し長く価値をもつ建築を生み出しています。このSHIRASUの家は、エコな暮らしを望む施主の要望に応え鹿児島の地下資源シラスを再利用して作られたエコハウスです。

独自の素材感が生み出す空間の魅力

ARAY Architectureの手がけるSHIRASUの家は、九州南部の一帯で産出されるシラスから作られたブロックによって建てられています。シラスとは軽石などで知られる火山噴出物で除湿に優れた成分が多く含まれており、実際に建築素材としてもメリットのあるエコ素材です。そんなシラスの原石を外壁と内壁に使用し、湿度を抑えた洞窟のような涼しい空間を作り上げています。また独自の素材感が、印象的な住空間を生み出していますね。

双子のような平屋の二世帯住宅

もしあなたが二世帯住宅の夢のマイホームを想像するならば、矢内建築計画一級建築士事務所が手がけるHouse in Hashieは、親世帯と子世帯が程良い距離感で住み続けやすい間取りを提案しています。双子のような二棟の平屋住宅が少し角度をつけて連なるHouse in Hashie。左右対称のバランス感覚は、安定感や落ち着きといった印象をつくります。ゆったりとした敷地を生かした平屋の二世帯住宅は、双子のように繋がりながらも完全分離型を実現しています。高齢の親世代とゆったり暮らすには、ピッタリな家ではないでしょうか?

エコと快適な住環境と、これからの未来

夢のマイホームを設計する時、SDGsの持続可能な開発目標と豊かさについて、住まいの在り方から考えていくことも大切です。物理的な利便性や消費する豊かさだけでなく、人、社会、地球にも優しく、より本質的な豊かさを暮らしの中にもたらしてくれる家づくりを選ぶならば、パッシブデザインを得意とするHAN環境・建築設計事務所が思い出されます。こちらの住まいは、地産地消費を意識し木材は東京の構造材、関東の内装材が使用されています。地産の無垢の木と土壁による自然な湿度調整は、エアコンに頼ることのない快適な住環境を生み出します。さらに板倉造りのシンプルな構造は、経年と共に風合いが増し、メンテナンス性能面でも良い家です。

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