ロフトを設置するということは部屋の高さを有効利用して空間使用率を高め、フレキシブルに使うことができるエクストラスペースが手に入るということ。広さの限られた狭い住宅でこそ検討して欲しいロフトです。
そこで本日はロフトのあるモダンな住宅5軒を紹介します。めずらしい和風住宅のロフトや、おしゃれなインダストリアルスタイル、ぜひチェックしてみて下さい!
こちらは池田雪絵建築設計事務所が手掛けた住宅です。梯子を上るとキッチンの上部がロフトになっています。コンパクトな住宅こそこうしてロフトを造り、より空間の使用率を上げたいもの。真っ白な壁&天井と清潔感あるコントラストを作る深みのあるフローリング、同様にラスティックな木製梯子、梯子と共通するデザインのロフトの手すりなど、ミニマルながら素朴な温かみも併せ持った空間です。
写真Ⓒ KOICHI TORIMURA
京都の古い民家をリノベーションしたこちらの物件。伝統美を感じさせる太い梁が通る天井下にロフトを追加しました。梁はさすがの大迫力ですね!特別な存在感と魅力を持ったロフトです。ペンダントライトを合わせてよりモダンで個性ある空間となりました。手掛けたのは大阪市のあお建築設計です。
ロフトと言えば寝室として使われることが最も多いようです。ブラジルのインテリアデザイナーPereira Reade Interioresが手掛けたロフトベッドルームはこんなにおしゃれ!白レンガの壁にむき出しの配管、金属の手すり&ネットなど、正統なインダストリアル&ロフトスタイルを爽やかなブルーのテキスタイルで和らげています。真似したい寝室インテリアです!
こちらの住宅は建物の中央に階段室が配された構成。階段を中心として回遊性があり、ゾーニングされつつもそれぞれのスペースは強く結ばれています。天窓のある勾配屋根の下にロフトを設置して、フレキシブルなスペースを追加。青空を眺めながら寝転んだり、ゲストの寝室としても使えそう。
ロフトはLDKの上部などに設置されることが一般的ですが、こちらの住宅は玄関ホールにロフトへの入り口が設置されています。幅が広く短い梯子がなんだかとってもキュート。白xチャコールグレーというモノトーンの空間にラスティックなアクセントになっていますね。縦の空間を強調&有効活用することで、実際よりも広く開放感を感じられる住宅となっています。